子供の乳歯を虫歯に絶対させたくない!3つの心構え

乳歯の虫歯をはじめとして、子供の歯に気を付けるお母さんが増えています。歯は大切・・だから、まずは賢いお母さんになって子供に「健康な歯と」いう財産を受け継いであげてくださいね。

乳歯が生え始めたら、歯磨きを

乳歯は一般的に、生後6か月~8か月頃に生え始めます。最初に出てくる歯は、下あごの前の2本。歯が生え始めたら、歯磨きを開始しましょう。はじめて赤ちゃんの歯磨きをするのは、怖いかもしれません。最近では赤ちゃん専用のやわらかい素材の歯ブラシが販売されています。大人のサイズを縮小したような赤ちゃん用の一般的な小さな歯ブラシを使っても構いません。最初はガーゼを使った方が良い、という人もいます。

いずれにしても、汚れが落ちれば問題はありません。子供を寝かせて歯磨きをすれば、歯ブラシが硬くて危険だということはありません。赤ちゃんが自分で口の中に入れて歯固めをするようなときには、それ専用のやわらかいものを渡してあげましょう。ヨチヨチ歩きが始まった後など、ふつうの固い歯ブラシを口の中に入れて転倒し、大けがをすることがあるので注意が必要です。

この動画では、お父さんはとっても上手に歯磨きをしていますね。子供を寝かして頭側に大人がきて口の中をのぞくのが理想的です。子供を座らせて、大人が向い合せになって磨いても、上手には磨けません。子供を寝かせた状態にすると嫌がるかもしれませんが、目的は「歯磨き」なので嫌がっても仕方ありません・・・決して虐待ではないのでご安心ください。

子供に大泣きされると、諦めてしまうかもしれません。泣かせてまでやると、歯磨きがさらに嫌いになるのでは?と心理的なことを心配されるかもしれません。でもそんなことで、親子の絆が壊れるはずもありません。さきほどの動画のように、歌を歌いながら和やかな雰囲気の中で歯磨きができれば言うことないのですが、私自身の子育て経験上、いつも大泣きされていました。子供が歯磨きをさせてくれるまで待つ、なんて甘いことは言っていられません。次の3ステップが、日常的でした。

1.子供の両腕を自分の太ももの下に入れて、子供が動かないように固定する。

2.子供の頭を平らにして(子供の頭が動画のように傾いていると、とくに上の歯など口の中が良く見えません。)左手人差し指を子供の口の中に入れて頬っぺたを引っ張り、口の中の歯がのぞける状態にする。

3.しっかりと口の中をのぞいて、見ながら歯ブラシを当てて磨く。

常に歯ブラシを当てている歯を見ながら、行います。どの部分が磨けているのか、虫歯は大丈夫なのか、自分で毎日チェックできます。歯科医院に行って、治療台に座って治療を受けるときの頭の位置を思い出してみてください。歯医者がしっかりと患者の口の中をのぞけるように、位置を工夫しているはずです。子供に大泣きされても、短時間でサッと終わるので大丈夫。心理的な問題など、まったくなかったと確信しています(笑)

乳歯が虫歯になりやすい条件

前歯が虫歯になるとき

ジュースやスポーツドリンクなど甘い飲み物を、日常的に与えられている子供はほとんど、上の前歯が虫歯になります。飲み物を飲むきの、舌の位置を考えてみてください。甘い飲み物は、上の前歯を通って喉に流れ込みます。前歯の歯と歯の間に、いくつもの歯に虫歯ができるパターンでは、甘い飲み物が原因のことが多いと思います。

私は子供の断乳を、離乳食も進み大人と同じようなものが食べられるようになった時期、ちょうど一歳の頃に行いました。断乳、卒乳の考え方はお母さんによってさまざまなので、どれが正しい、正解ということはありません。ただ、ふつうの食べ物が食べられるようになれば、母乳やミルクの栄養上の必要性はなくなっていることと、もうひとつ、虫歯の問題があります。

十分に大きくなっても、お互いの?精神的な安定のために母乳を与え続けている場合、子供は間違いなく前歯に虫歯をつくっていきます。虫歯になってまで母乳を与え続けるのか?という点では、私自身は疑問に感じています。

奥歯が虫歯になるとき

食べ物の種類と、食べ物が口の中に入る回数が虫歯の原因をつくります。お菓子など甘いものは、できる限り避けてほしいのです。虫歯は砂糖の直接的な影響だけでなく、実はあまり知られていませんが、からだの骨や歯をつくる上で大きな問題になっています。砂糖を摂取すればするほど、その砂糖の体内での分解のために、砂糖自身が出来上がるまでの精製過程で失ったビタミンB1、カルシウム等を必要とします。体内のビタミンやカルシウムが奪われていき、骨は弱くもろくなり、骨 折しやすくなったり、関節痛や腰痛を引き起こしたり、歯や歯ぐきが弱くなったり、視力が低下したり、また、体液が酸性に傾くことによって皮膚かぶれや吹き 出物等のトラブルも多くなります。白砂糖の問題は、虫歯だけではないのです。

このように体からビタミンやカルシウムが奪われていけば、歯自体が脆くなって本来自然治癒するはずの虫歯も大きく広がっていくことになります。甘いお菓子を禁止することは、日常生活においては難しいかもしれません。ただ、日常的に与えることをやめる、という心がけが大切です。甘いものは特別なときに、が鉄則。特別なときに、みんなで楽しみながら味わうことは必要でしょう。しかし、現在ではどんな加工品にも砂糖は含まれていることが多いので(ケチャップひとつとっても)、難しい問題です。さらに甘いお菓子を与え続ければ、虫歯にならないはずがありません。

どうしても甘いもの、というのなら、口の中に入る回数を工夫しましょう。→虫歯の原因一日5食?ダラダラ食いはNG 食事のついでに食べるお菓子は、虫歯のリスクを低減させてくれます。

乳歯を虫歯にさせないために

1.甘い飲み物に注意する。

2.甘い食べ物に注意する。

3.乳歯の歯磨きを正しい方法で行う。

子供の仕上げ磨きは、いつまで?という質問がよくあります。最近では、中学生になってもお母さんが仕上げ磨きをする、という話まで聞いたことがあります。いくつになって子供の歯に関心があるお母さんには感心しますが、これではいつまでたっても自分の歯に責任が持てなくなってしまいます。

何歳まで?という質問には、様々な回答がありますが、私は少なくても小学校の低学年くらいまでは仕上げ磨きをしてあげてください、と言うことにしています。個人差はありますが、しっかりと字が書けるようになるのは小学校の低学年くらいではないでしょうか?大人の歯が生え始めるのは6歳臼歯とよばれる乳歯の一番奥の歯より奥に生えてくる歯です。つまり、6歳の頃から生えてくる歯は奥で磨きにくい上に、生えたばかりの歯は未熟なのであっという間に虫歯になって、進行しやすいのです。少なくても、この時期には親の仕上げ磨きは必要です。高学年になったら、親に自分の口の中を干渉されるのを子供が嫌がるかもしれません。6歳臼歯の次に生えてくる奥歯は、さらにその奥の12歳臼歯。15歳をピークに、虫歯になりやすい時期は続きます。ときどき、口の中がどうなっているかチェックしながら、それ以外にも子供の食べ物の習慣にも気を配ってあげてください。

子供だけで公園で遊んでいるときに、アメやお菓子が口の中に入っていませんか?お小遣いで、甘いものを買い食いしていませんか?このような日常の積み重ねが、虫歯を招くことがよくあります。

子供の乳歯の虫歯は、親に100%責任があるとは言いませんが・・なぜ歯が大切なのか、虫歯をつくらないような生活をすることがなぜ大切なのか、躾の中で身につけさせてあげることは子供の一生の財産になっていくに違いありません。

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