乳歯が抜けない、歯並びが心配。どうすればいい?

子供の永久歯がなかなか生えてこない。乳歯の裏側から永久歯が生えてきても、乳歯が抜けそうにない。歯並びが心配。でも、歯医者に行くのは大変!注射で痛いおもいをしないで、抜けてくれたらいいのにという親心もあります。こんなとき、どうすればよいのでしょうか?

乳歯が抜けない、大丈夫?

まわりの子供たちの歯が生えかわっているのに、自分の子供の乳歯がまだ抜けない。そんなとき、お母さんは心配になりますね。うちの子も、とっても遅かったです。個人差があるので、ほとんどの場合心配はいりません。しかし、乳歯が抜けたあとに生えてくるはずの大人の歯が、先天的にない場合があります。このようなときには、乳歯は抜けずにずっと大人までそのままという人も、稀ではありません。

私の子供の場合、乳歯から大人の歯への交換がとても遅かったのですが、子供が小学校3~4年生の頃に歯列矯正を始めました。一般的には大人の歯に生え変わってからといいますが、歯並びという観点からだけでなく、顎のスペースを広げながら成長と共に頭蓋骨全体の位置を考慮しながら治療を進めていく矯正です。乳歯の段階で、すでに大人の歯が生えてくるスペースが不足していることは明らかでした。私が子供の頃は、すきっ歯というのでしょうか。子供の歯というものは、歯と歯の間に隙間がたっぷりとあるのが一般的でした。しかし、今は子供の歯がキレイに隙間なく並んでいることが多い。これでは、大人の歯が生えてくる余地がありません。

このような歯列矯正をはじめてから、一気に歯の生え変わりが進みました。顎の骨の中で、これから生えてくる永久歯の位置がずれてしまっていると、乳歯の根を正常に溶かして大人の歯への生え変わりを促すというバランスが、ずれてしまうのだと思います。生え変わりの時期には個人差があるといいますが、このようなことが原因で遅くなる、ということも経験しました。

乳歯の内側から永久歯が生えてきてしまった

お母さんが一番悩むのは、初めて生えきた永久歯が乳歯の内側から顔をのぞかせた時だと思います。下あごの前歯が一般的に一番目につきやすく、はじめて大人の歯が生えてくる場所です。このままにしておくと歯並びが悪くなってしまうのではないかと心配して、歯科医院に行く人も少なくありません。

歯は、生えるスペースがある場所に生えてきます。永久歯の大きさは乳歯よりも大きいので、生えることのできるスペースが十分にない場合、このように内側に生えてくることが多いのです。

すべての場合に当てはまるわけではありませんが、歯は生えてきた位置に決まってしまうというわけではありません。例えば下の前歯の場合、乳歯が邪魔をして大人の歯が内側に傾いて生えてきたとしても、スペースさえあれば舌に動かされておさまるべき場所に落ち着きます。歯を早く抜いたからといって、結果は同じという可能性が十分にあり得ます。つまり、大人の生えることができるスペースの有無の方が問題になります。

乳歯が抜けたのに、大人の歯が生えてこない

乳歯が抜けて永久歯がすぐに生えてくればよいのですが、乳歯が抜けてもなかなか大人の歯が生えてこないことがあります。

強打して乳歯が早く抜けてしまった場合など、正常な歯の生え変わりができずに遅くなることもあります。次に生えてくる永久歯があっても、何年も出てこないこともあります。

先天的に、歯がない場合もあります。何年経っても歯が生えてこない場合は、歯科医院に行ってレントゲンで確認してもらえば、わかります。歯がない場合もありますが、生えてこれない状態にある場合もあります。顎の骨の中で、歯の向きがおかしな方向になっていて、生えてくることができないことがあります。

場合によっては、処置として一部歯を見える状態にして(歯ぐきを切開して歯が埋まっている骨を削ります。これを専門的には開窓と言います。)骨の中から歯を引っ張り出す「矯正治療」、牽引治療を行います。歯のスペースがなければ、同時にスペースの拡大を行うこともあります。埋伏歯の牽引治療

歯があるのに、出てこない状態を「歯の埋伏(まいふく)」といいます。

歯の埋伏 は比較的高い頻度で発生するといわれています。智歯(一番奥の親しらず)で39%、上顎犬 歯(上の真ん中から3番目の尖った歯)で0.92~3%、上顎中切歯(上の真ん中から2番目の歯)は0.2%の発現率だというデータがあります。

 

気をつけなければいけないことは、埋伏している歯が、他の歯に影響を与える可能性があることです。

本来あるべき位置にないとき、正常な近くの歯の根っこを吸収してしまうことがあります。周囲の歯の根っこの吸収などの影響が大きければ、矯正治療で引っ張り出してその歯を使うという選択ではなく、抜歯をせざる得ない可能性も出てきます。

また、過剰歯とよばれる、本数的に余分な歯が埋まっていることもあります。このような場合は、その歯を抜くことでスペースができ、他の歯がスムーズに生えることができるようになることがあります。

 

骨を削って歯を引っ張り出し、正常な位置にもってくるなどの難しいケースでは、一般的な歯科では対応できません。抜歯や手術が専門の口腔外科医と、矯正歯科医の協力が必要になります。

治療費はどうなるの?

「埋伏歯」という病名がつくような場合、開窓(歯ぐきを切って歯が埋まっている骨を削ること。)までは、検査も含めて保険での治療が可能です。抜歯をすることも、保険適用が可能です。

さらに引っ張ること(牽引)が必要な場合は、矯正治療になるので、そこからは自費になります。しかし、一連の治療に対して、ここまでは保険、ここからは自費というのは混合診療にあたるため、認められない可能性もあります。とくに、開窓をして同時に装置をつけて牽引をするという場合は、自費になる可能性が高いと思われます。

矯正歯科からの依頼で矯正治療に必要な処置を小児歯科、口腔外科で行う場合、自費になることがあります。それぞれに、状況が異なります。治療方法や保険適用について、担当医によく相談した上で治療を始めましょう。

 

 

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