ビタミン不足は、肉などのタンパク質の摂り過ぎが原因

ビタミン不足の原因は、食生活での摂取が不十分なために起きるのではありません。むしろ、十分な量のビタミンを体に行きわたらせることができない、詰まった毛細血管網によるものという説。タンパク質の食べ過ぎがもたらす、ビタミン不足について考えます。

ビタミン不足の原因は、タンパク質の多い食生活 にある

牛肉、魚肉、豚肉、チーズ、ミルクなどのタンパク質食品の多い食生活をしていると、最後には、体内の大小の血管の基底膜が詰まってきます。とくに肉と肉製品は、タンパク質の密度が植物性タンパク質食品の5倍から10倍あります。植物性タンパク質を食べ過ぎることはほとんどありませんが、動物性タンパク質はすぐに食べ過ぎてしまうのです。

消化器系には、からだに正常な食べ物の5倍から10倍もの量を処理する能力は、残念ながらありません。私たちのからだには、タンパク質を貯蔵させる能力があります。毛細血管と細胞の間にある、結合組織。そして、毛細血管と動脈の細胞を組織化して維持している基底膜に、その貯蔵庫はあります。

タンパク質貯蔵庫が満杯になると、これらのタンパク質が詰まった毛細血管によって補給を受けている器官と動脈は、酸素と栄養素が欠乏していきます。そして、自らの代謝による老廃物の中で、窒息を始めます。

その結果、生じる毒性危機がからだによる炎症プロセスを誘発していきます。炎症プロセスは、血流を増やして新しい細胞の成長と損傷を受けた結合組織の修復のために本来は必要なものなのですが・・・動脈壁の中で繰り返し起こる炎症の発作は、出血とその後の血塊の形成を伴う可能性があります。そして、心臓発作や脳卒中の原因になってしまいます。

タンパク質食品の多い食生活をしていると血管の基底膜が詰まってこのようなプロセスを経て、重大な危険をもたらす原因になります。これは、食生活だけではなく、ストレス、過剰刺激、脱水状態にも同じような作用があります。

このような基底膜と結合組織の肥大化によって、ビタミンを含む基本栄養素は、次第に細胞に到達しにくくなっていきます。多くの加工・精製脂肪、油、ファーストフードなどに含まれているトランス脂肪酸は、さらにこれらの詰まりを加速させます。

体内の代謝による老廃物と毒素の量の増加は肝臓に過剰な負担をかけて胆石を生じさせます。胆石は胆汁の流れを阻害し、消化の力は抑えられ、脂肪を含む栄養素の同化が次第に妨げられていきます。脂肪が適切に消化されなくなると、正常なときには肝臓に蓄積されている脂溶性ビタミンA、D、E、Kが、不足していくのです。

余分なビタミンの有害性

例えばビタミンAが不足すると、体内のあらゆる器官、血管、リンパ管などの形成に必要不可欠な上皮組織が損傷を受けます。これは、あらゆる種類の病気を引き起こす可能性があります。またビタミンAは、目の角膜を維持したり、薄暗いところでの視力の対応をしたり微生物の感染症の重症度を減らすために必要な、ビタミンです。

ビタミンAは脂肪の吸収が正常なときに小腸でのみ適切に吸収されます。しかし胆石が肝臓と胆嚢の胆汁の流を妨げている限り、正常には行うことができません。ビタミンが実際に体内の細胞に達することができるように、胆石を除去して消化器系を洗浄することは、とても賢明な方法だと言われています。

サプリメントなどで余分にビタミンを摂ることは、からだがそれらを活用することができない状態のとき(今までの説明のように、血管の基底膜の詰まりなどで機能的に栄養を行きわたらせることができない場合。)それらを分解したり、排泄するという余分な負担を体に与えることになり、有害になります。

ビタミンは強力な酸なので、過剰な負担はビタミン中毒につながります。そして腎臓に損傷を与え、ビタミン不足と同じような症状を引き起こします。

体から蓄積した毒素や血管壁に蓄積したタンパク質、肝臓から詰まった胆石を洗浄する方が、過剰なビタミン摂取による健康への危険より、健康的で効率的だと推測できます。

ビタミン不足は、健康的な方法で解決させる

ビタミンは本来孤立した状態で機能するものではなく、体内でチームとして、働きます。食べ物からではなくサプリメントの形で摂取すると、あるビタミンだけが過剰になり別のビタミンに抑圧的作用を及ぼす可能性があります。

食べ物から抽出され、ビタミンとして孤立すると、ビタミンは神経系を刺激します。そしてそれをまた摂取しなければならないと私たちは思わされることになります。刺激され、エネルギッシュになり、当然摂取したビタミンは自分の健康のためになったと錯覚しますが、刺激剤がエネルギーを与えることは決してありません。結果的に、エネルギーを使い果たしてしまうことになりかねません。

新鮮な野菜、果物、穀物、豆類、ナッツ、種などが結局のところ、健康にとって最良のビタミン供給源になります。これらを取り入れた食事と、肉など動物性タンパク質の摂り過ぎに気を付けましょう。そして、ファーストフードや加工品を避け、ストレスのなるべくかからない本来の人間らしい生活をすることが

健康と若さを保つ上て、もっとも大切なことだといえるでしょう。

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