歯は全身につながっている

歯は口の中にある単なる物で、虫歯を治せは、歯を抜けば、それで終わり。まだ若いのに、歯が欠けた、歯が抜けたという事態がおきても、あまり気にしていない人がいることに、驚かされます。

歯は全身につながっている

心の時代の人間学講座 石川光男/船井幸雄/草柳大蔵  アス出版 2012年の黙示録より

部分重視の西欧医学

  「生命はつながりである」ということを、よく表わしているもう一つの例があります。噛むということに関係したお話なのですが、身体的に似たような条件で、歯がそろっている人と、歯がほとんど抜けてしまっている人の死後の頭蓋骨の重さを比べた研究があります。歯があって亡くなった方の頭蓋骨の重さは650グラム、歯が無くて亡くなった方の頭蓋骨は280グラムでした。これは何を意味しているのでしょうか。

 歯の重さの違いではないのです。歯の無い人の頭蓋骨を調べてみますと、骨がスカスカで非常に脆くなり、縫合部分もガタガタになってかみ合わせがゆるんでいます。それが倍以上の重さの違いに表われているのです。歯の状態と頭蓋骨の状態だけでもこれほど密接な関係があるのですから、身体の一部の状態と全身の状態は密接な関係があります。一部分の異常は、必ず他の部分の異常につながっていきます。

  歯は「物」としての身体の一部分ですが、それは単なる独立の部分ではなくて、身体全体と密接なつながりを持った存在であるということです。私達は、歯の噛み合わせがごくわずか狂っただけでも、頭痛、腰痛、高血圧と、さまざまの症状を起こします。
  けれども、歯科医でもこのことを分かっている人は少ないのです。近代医学では、歯を身体の単なる部分としてしか見ていないのです。これは歯科医だけに限ったことではなく、西欧医学全体に共通する考え方です。

 皆さんは、身体の具合が悪くなった時に病院に行きますね。医者はいろいろな検査をして、どこが悪いかを見つけようとします。そして医者から「あなたは肝臓が悪いですよ」と言われて、「ああ具合が悪かったのは、肝臓のせいだったのか」と納得するわけです。

  もしその時、医者が「あなたは身体全体が悪いですよ」と言ったら患者はガッカリするか、あるいは「悪いところも見つけられないのか、このヤブ医者め!」ということになるわけです。ここに今までの科学が生命を見る時に持っているものの見方の体質が表われています。

 今までの医学の持つ生命観は、部分と全体のつながりに対する認識が非常に薄く、部分だけを取り出して治そうとする部分重視の発想です。こうした生命観が私達の間にも知らず知らずに浸透して、身体の具合が悪くなれば身体の中のどこかの部分が悪くなったのだと考えて、身体全体に思いをはせるという習慣がないわけです。

以上抜粋終了

この本の著者のひとり船井幸雄さんは、歯について、何度もご自身の著書で書かれています。それは、ご本人が歯でずいぶん悩まれたからなのだと思います。故人になられましたが、生前に歯科医院でお会いしたことがありました。個人的な情報ですのでここでお伝えすることはできませんが、歯とからだが密接に関係していることを、ご本人が一番よく理解されていたと思います。

歯は自分では治せない

体調が悪くなって、食事をいくら気を付けたとしても、たくさんからだに良いものを取り入れて、健康的な生活を送っても・・・どうにもならないことがあります。根本的に歯や口の領域に問題があることが、少なくないからです。

例えば、歯の神経をとる治療を行ったとします。ある歯に神経がない、ということは、死んだ組織だということ。いくら腕の良い歯科医師が、しっかりとした治療をしたとしても、所詮人間が行うことです。歯の太い神経から、無数に枝分かれしている細い神経の部分まで、すべて人工物で補うことなど不可能です。目に見えないばい菌がそこに繁殖してしまう可能性は、ゼロにはなりません。

死んだ組織が、人間のからだの一部に埋め込まれている。これは、自然なことでは決してありません。

体全体から見れば、死んでしまった組織など、早く体外へと出してしまった方が良いにきまっています。歯を抜かずに残して、噛める状態にすることを、患者も歯科医師も望みます。しかし、元々からだが弱い人、免疫力が低下している場合など、これが命取りになることもあります。

神経のなくなった歯だけではありません。インプラントが埋まっている部分が炎症を起こして、骨を溶かし、広範囲にわたってばい菌の巣になることもあります。過去に歯を抜いた場所(骨の中)に、ばい菌が残ることもあります。ばい菌は口の領域から、血流に乗って全身を巡り、たとえばその途中の心臓に何か問題があれば、そこでばい菌が悪さをすることになります。

からだの元々弱い部分、過去に怪我などで痛めた部分、凝りやすい部分、そのようなところは血流も悪く、ばい菌が停滞してしまうのでは、というのが私の推測です。常に滞りなく循環し、素通りするだけでは、問題は起きないと思うのです。

過去に治療を行った歯は、もう健康な元の歯には戻りません。とくに神経の治療をたくさん行ったことのある人は、そのような治療をまったく受けたことのない人と比較すれば、健康リスクは高まっている状態にあります。免疫力を上げて、健康的な生活を心がけることがとっても大切になってきます。

歯を治療すれば終わり、ではない。

決して怖がらせてしまうことが、目的ではありません。病気の原因のひとつとして、歯や口の領域が全身と密接に関係していることを、わかっていただきたいのです。

このようなことをすべて認識し、治療することができるのは、日本でも数えるほとの歯科医師しかいないと思います。認識や技術があったとしても、部位や範囲によっては満足な手術ができないこともあります。そもそも歯科医師自身、全身とのつながりについて学校で学ぶことは、ごく一部でしかありません。そのような発想自体、一般的ではありません。

「歯なんて、ただの物質。」

そう、言いきれるでしょうか?いえいえ、そんな単純なものではありません。歯医者に行って、歯を治療してもらえばそれで終わり、というわけにはいかないのです。

「歯を大切に。」

このたったひとことに、どれほどの意味が込められているのか。ほとんどの人は、知りません。自分の歯に勝るものなど、治療によって手に入ることは100%ありませんから。・・・どうか、ご自身の歯を大切になさってくださいね。

 

 

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